東京にお住まいで、PCBに関するアンケートの調査票が届いた方は当サイトをご確認ください。
高濃度PCB廃棄物は令和5年3月末を以て、全てのエリアで処分期間が終了しました。低濃度PCB廃棄物の処分期間は令和9年(2027年)3月31日となっています。
とにかく処分しなければいけないのは分かっているけれど、なるべくお金はかけたくない!という、PCB廃棄物の処理を依頼したい方のためのサイトです。
助成金事業に特化した専門スタッフによる監修なので、何百件の場数を踏んだからこそわかる正確な情報をまとめました。
PCBの処分は期限があるため、処理価格が高騰することも考えられます。また、処分期間内に処分をしなければ懲役や罰金といった罰則もあります。
そのため、PCBが含まれている機器をお持ちの方や、PCB処理を考えている方は早めの処分がおすすめです。
PCB廃棄物はいくら費用がかかるか知りたい
PCB廃棄物の処理費用は「基本、オーダーメイド」なので実際に現場を見て初めて具体的な数字が算出可能となります。PCB対象物の種類や濃度などにもよりますし、建物の状況によって撤去に要する重機や搬出方法が大きく変わるからです。
問い合わせのメールで、「費用が知りたい」というものは多く、PCB機器を持っている方は「低価格で処理・処分したい」と思っているのは共通の願いです。
PCB廃棄物の分析から処理に至るまで、一定の条件を満たす中小企業者、中小企業団体や法人では70%、個人では95%の処理料金並びに収集運搬費用の助成金が出るのでご安心ください。
東京都の助成金情報
事業の概要:微量PCB含有電気機器に該当するか否かを確認するための試料採取及び分析に係る経費の一部を助成します。
申請受付期間:令和3年4月12日から令和8年3月31日(必着)
事業の概要:微量のPCBに汚染された絶縁油や電気機器を、適正かつ早期に処理するため、処理に係る経費の一部を助成します。
申請受付期間:令和3年4月12日から令和8年3月31日(必着)
\詳しいPCB廃棄物処理の費用に関する情報はこちら/
当社では今までのPCB廃棄物処理実績から、具体的な目安となる費用額を提示することができますので、お気軽にお問い合わせください。
PCBの専門家であるリジェンヌは、調査・ヒアリング・ご提案・お見積りすべて無料です。PCB分析から運搬・処分はもちろん、行政へ提出する書類に至るまでトータルサポートいたします。
しかも、リジェンヌがおすすめする洗浄技術で、極限まで細かく仕訳けした後にPCB処理を行うため、環境にもやさしく焼却よりもコストが安くなります。
\PCB廃棄物の処理はPCBの専門家へ/
LINEやメールで簡単な見積もりを出すこともできます。行政へ提出している書類やPCB機器などの写真を添付してください。
PCBが含まれているのか調査してほしい
PCB分析でも助成金があるので、最小限の負担でPCB分析を行うことができます。もしも、PCBが含まれてなかったとしても、助成金が出るの安心して調査してください。
PCBが含まれている絶縁油は、電気を通さない油のことです。次のような製品に含まれています。
高圧トランス・低圧トランス・コンデンサ・変圧器
絶縁油以外にも、次のような製品にはPCBが含まれている可能性があります。
蛍光灯・安定器・印刷インク・シーリング材・プラズマ・ペール缶
これらも1975年より前に製造されたものであれば、専門の業者に依頼し、PCB分析をしてもらいましょう。
日本においてPCBの生産・使用は1972年に中止されました。また、1975年にPCBの製造・輸入が原則禁止されました。ですので、上記の年代以降に生産された機器は問題ないのですが、それ以前に生産された機器にはPCBが含まれている可能性があります。
キーワードは「製造年月日が 1972年 or 1975年」以前かどうかです。もしPCBが含まれているかどうか知りたい場合は、PCB分析を請け負っている業者があるので、そちらに依頼しましょう。
東京都内で個人・中小企業団体・マンション等建物管理組合法人・中小企業者の方で、PCB廃棄物をお持ちの方はPCBの分析で助成金をもらうことができます。また、調査してPCBが含まれていなかった場合でも分析助成金を受け取ることができるので、安心して専門の業者へご依頼ください。
公益財団法人東京都環境公社のサイトへ飛びます
事業の概要:微量PCB含有電気機器に該当するか否かを確認するための試料採取及び分析に係る経費の一部を助成します。
申請受付期間:令和3年4月12日から令和8年3月31日(必着)
\詳しいPCB廃棄物処理の費用に関する情報はこちら/
PCB廃棄物が含まれていることがわかったら
PCBが含まれている製品を使用している場合は、各都道府県に「使用届出書の提出」が必要となります。
PCBが含まれている製品の使用を中止し、保管する場合は、各都道府県に「新規保管届出」の提出が必要となります。
東京で届出をしている方はこういった書類を作る必要があります。
様式第一号(一)ポリ塩化ビフェニル廃棄物等の保管及び処分状況等届出書(保管事業者及び所有事業者用)
様式第1号~様式第8号まで様々な書類の様式があるのでぜひご確認ください。
PCB特別措置法に基づくPCB廃棄物の保管等の届出⇒それぞれの届け出についての詳しい情報はこちらです。
絶縁油にPCBが含まれていることがわかっても、使用し続けることはできません。
PCBは健康被害が出る危険なものです。処理完了目標があるため、使用を中止し、別の機械に変更することをおすすめします。
PCB機器は適切に保管、あるいは処分の計画を立てることになります。
使用を中止し、処分までPCB廃棄物を保管することになったら、保管の方法を確認しましょう。具体的な保管場所の設置方法は、PCBの適切保管についてというページに掲載されています。
処分する場合はPCBの処分を請け負っている業者があるので、そちらに委託することをおすすめします。なぜなら、PCB廃棄物を自社で運搬するには、PCB運搬の届け出を出したり、万が一PCBが漏れ出た時の責任をすべて自社にて負わなければならないためです。
確かに費用はかかりますが、リスクを考えると、専門の業者に委託したほうが無難でしょう。
日本ではPCB廃棄物を完全に処理しようという目標があります。処分期限も定められており、高濃度は令和5年3月31日まで、低濃度の場合は令和9年3月31日までとなっています。定められた期日までに処分を完了できない場合、罰則も課せられます。
また、PCBが使用されている機器は老朽化が進む一方です。老朽化によってPCBが漏れ出てしまう可能性も高くなります。そうなる前に使用を中止し、適切に処分をしましょう。
これらはすべて助成の対象となりますが、一部の経費は認められなかったり、助成対象外の例などもあります。詳しい情報は自分で確認を行うか、専門家に尋ねてみることをおすすめします。
公益財団法人東京都環境公社のサイトへ飛びます
事業の概要:微量のPCBに汚染された絶縁油や電気機器を、適正かつ早期に処理するため、処理に係る経費の一部を助成します。
申請受付期間:令和3年4月12日から令和8年3月31日(必着)
\詳しいPCB廃棄物処理の費用に関する情報はこちら/
PCBは危険な物質なので、移動させる場合は自治体のPCB廃棄物収集運搬業許可を取得している業者に委託しなければいけません。
低濃度PCB廃棄物は保管、運搬、処分、委託の基準が定められている、廃棄物処理法の『特別管理産業廃棄物』に分類されます。
許可を持った収集運搬業者・処理業者に委託し、収集運搬業者・処分業者それぞれと委託契約を結ばなければいけません。これを二者契約の原則と言い、産業廃棄物の処理を委託する場合のルールです。
契約は書面で行われ、特別管理産業廃棄物の通知、マニフェストを交付など様々な決まりがあります。
行政の認定を受けていない業者へ依頼してしまうと、法令違反となる危険性もあります。基準に満たしてない運搬・処分業者への委託は「3年以下の懲役」または「300万円以下の罰金」と記載があるので、注意が必要です。
\詳しいPCB廃棄物処理の法令に関する情報/
PCBとは「特殊な油」で正式名称はポリ塩化ビフェニルといいます。
1~3の性質は工業製品・電化製品・建築材として使用するのに適していたため、1950年代に多くの場所で使用されていました。しかし、4の性質により1968年に事件が起こったのち、1972年に製造・使用・輸入が禁止になりました。
事件というのは「カネミ油症事件(リンク先:Wikipedia)」と呼ばれています。福岡県や長崎県を中心とした広範囲の地域で、PCBを摂取した人々に障害などが発生した、というものです。
毒性がありとても危険な油なので、捨てるときに申請や手続きが必要なところです。
PCBの大きな特徴は捨てる時がめんどくさいことです。普通に放置したり、不法投棄などすれば厳しい罰則(最高1,000万円の罰金)が課せられます。
\詳しいPCB廃棄物処理の法令に関する情報/
また、PCBが製品に含まれているかどうかも、専門の業者の調査が必要になります。専門の業者に調査を依頼し、PCBが含まれていることがわかったら各都道府県に申請します。
どうしてPCBを捨てるときに申請が必要なのかというと、PCBには毒性があるからです。
PCBは脂肪に溶けやすい性質があるため、体内に入るとだんだん蓄積していきます。そして蓄積していくことによって、以下の症状を引き起こします。
PCBの毒性により引き起こされる症状
これらは「PCB中毒」と呼ばれています。ほかにもPCB中毒にかかった妊婦から生まれた赤ちゃんの皮ふが黒くなったり、ニワトリが大量死したりなどの問題が起こりました。
PCBが漏れ出ているところに不用意に触れてしまえば、PCB中毒になる可能性があります。また、適切な処理をしないとPCBが流れ出て、その周囲の環境に影響を及ぼす可能性があります。
そのため、PCBを処理するときには都道府県や専門業者への申請が必要となり、政府が令和9年3月31日までに低濃度PCBを処分しようとしているのです。
環境省のホームページで見ることができます。環境省のホームページ>>
PCBの情報を掲載したパンフレットには、こういった情報が記載されたパンフレットが掲載されています。
※クリックでパンフレットの内容を見ることができます。
ビルの管理をする際に、印刷をして手元に置き、いつでも確認をすることができるようにしておくと便利です。
\PCB廃棄物の処理はPCBの専門家へ/
メールやLINEに行政へ提出している書類やPCB機器などの写真を添付していただくと、株式会社リジェンヌが簡単な見積もりを出します。
このようなお悩みの方が現在ご利用されています。PCBの専門家が受け付けますので、お気軽にご相談ください。
また、PCB機器について知りたいという方は、令和4年3月31日に公表されている「低濃度PCBに汚染された電気機器等の早期確認のための調査方法及び適正処理に関する手引き」をぜひご覧ください。環境省のサイトはこちら>>
「絶縁油がPCBに汚染されている可能性がある非自家用電気工作物(低圧コンデンサー)」というページに機器の一覧・調査方法・調査手順と紹介があります。環境省のPDFはこちら>>