
これまでご紹介してきた「処分費用の助成金」とは別に、まだ使用中の変圧器を分析・交換するための費用を補助する制度があります。
平成5年(1993年)以前に製造された油入変圧器は低濃度PCB汚染の疑いがあり、この補助金を使えば、処分ではなく「省エネな新しい変圧器への交換」という選択肢を、費用を抑えて検討できます。
公募期間:令和8年12月18日(金)15:00必着(予算額に達した場合は、期間内でも受付終了)。申請は必ず分析・交換工事の契約前に行う必要があります。契約後の申請は補助対象外になるため、ご注意ください。
この制度は、環境省の「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域共生型廃棄物発電等導入促進事業)」の一環として、公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団が実施しています。
高効率変圧器の導入によるCO2排出削減と、交換により発生するPCB廃棄物の早期処理を同時に進めることが目的です。
| 対象機器 | 変圧器(使用中の変圧器であること) |
|---|---|
| 対象となる変圧器の目安 | 平成5年(1993年)以前に製造された油入変圧器は、低濃度PCB汚染の疑いがあります |
補助対象:絶縁油のPCB分析費用
補助割合:1/10
補助対象:新設変圧器本体及びその設置工事費用
補助割合:合計の1/3(新設変圧器1台あたり100万円が上限)
対象機器:省エネルギー基準達成率105%以上の変圧器(令和5年10月27日経済産業省告示127号)
上記①と②を一緒に申請するパターンです。
交換にあたってはリースによる導入も補助対象です。
公募期間令和8年12月18日(金)15:00必着
交付決定申請書受理後30日(標準的期間)
完了報告書令和9年1月29日(金)15:00必着
公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団 変圧器補助金事務局
03-4355-0161
受付時間 月〜金 10時〜12時/13時〜17時(祝日年末年始を除く)
交換費用(新設変圧器本体+設置工事費用)を例に、補助金額のイメージを試算します。
例:新設変圧器本体+設置工事費用が合計240万円の場合
240万円 × 1/3 = 80万円
上限(100万円)を超えていないため、そのまま80万円が補助額になります
交換費用合計 240万円
補助金額 80万円
自己負担額 160万円
※上記は制度内容に基づく試算例です。実際の補助額は審査により決定されます。分析費用(1/10)についても同様に、絶縁油の分析にかかった費用の10%が目安となります。
いいえ。申請は必ず分析や交換工事の契約前に行ってください。補助金交付決定通知書を受け取る前に契約を交わしたり、工事を実施した場合、補助金申請は無効になります。
変圧器の納期が長くなっている状況です。交付決定(申請書受理後30日が標準的期間)から交換工事まで、余裕を持ったスケジュールで申請することをおすすめします。
この制度は「まだ使用中の変圧器」が対象です。すでに使用をやめて保管しているPCB廃棄物の処分費用については、この制度ではなく国の助成金・東京都の助成金をご確認ください。
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