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低濃度PCBに汚染された廃棄物は、令和9年3月31日(令和8年度末)までに保管している事業者の責任で適切に処理する必要があります。
大阪府独自の上乗せ助成金は確認できていませんが、令和7年4月から国(環境省)の助成制度が始まっており、大阪府内の事業者も対象になります。大阪府は判別方法に関する情報が特に充実していたので、地域の窓口とあわせてまとめました。
高濃度PCB廃棄物は、現在処分可能な施設がありません。もし発見された場合は、適正に保管したうえで直ちに所管の行政窓口へご連絡ください。古いキュービクル、廃工場・建築物、納屋、装置内などで発見された事例が報告されています。
大阪府内は、大阪市・堺市(政令市)、豊中市・吹田市・高槻市・枚方市・八尾市・寝屋川市・東大阪市(中核市)の9市とそれ以外の地域で、窓口が3層に分かれています。
| 9市内(大阪市・堺市・豊中市・吹田市・高槻市・枚方市・八尾市・寝屋川市・東大阪市) | 各市役所へお問い合わせください |
|---|---|
| 泉州農と緑の総合事務所 環境指導課 |
TEL:072-439-3601(代表) |
| 大阪府環境農林水産部循環型社会推進室 産業廃棄物指導課 排出者指導グループ |
TEL:06-6210-9583(直通) |
大阪府のページに、他県より詳しいメーカー別の判別情報が掲載されていたので、ここにまとめます(環境省資料「低濃度PCBに汚染された電気機器等の早期確認のための調査方法及び適正処理に関する手引き」に基づく内容です)。
キュービクル等の高圧受電設備、分電盤、電気機器などを調査し、PCB含有の可能性がある製造年の変圧器・コンデンサー等がないか確認します。銘板のメーカー名・製造年月・型式等を記録してください。使用中の機器の確認は、感電事故防止のため必ず電気主任技術者等(高圧受電設備)またはメーカー・電気工事業者(それ以外)に依頼してください。
PCB含有の可能性がある製造年月の機器があれば、メーカーに製造年月・型式等を伝えて確認するか、メーカー公開情報と照合します。
メーカー確認で高濃度PCBに該当しないものの、不含有証明がない・絶縁油の補充履歴が不確かなものは、絶縁油中のPCB濃度を分析して判別します。
メーカー別の要注意ポイント
メーカーへの問い合わせ窓口
穿孔にご注意:コンデンサー等の絶縁油封じ切りの機器は、使用中のものを分析のために穿孔すると使用できなくなります。銘板情報等から確実に高濃度PCB廃棄物に該当しないと確認できれば、分析値がなくても低濃度PCB廃棄物とみなして処分することが可能です。穿孔した場合は、穴をふさぐ措置を確認してください。
高濃度PCB廃棄物の処分期間は終了しています(令和2年度末)。実際の処理施設の稼働終了時期は施設ごとに異なり、以下のとおりです。
現在、高濃度PCB廃棄物を処分できる施設はありません。万が一発見した場合は、適正に保管したうえで、直ちに所管の行政窓口へご連絡ください。
令和7年4月1日から、国の低濃度PCB廃棄物の処理費等に係る助成制度がはじまりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象廃棄物 | PCB濃度 0.5〜5,000 mg/kg の低濃度PCB廃棄物 |
| 受付期間 | 令和8年度(2026年度)も継続受付中(先着順)。交付申請書は令和9年3月31日 財団必着。
※予算額に達した時点で、期間内であっても受付が停止されます。 |
| 助成内容【分析費】 | 助成対象経費の2分の1の額。1検体あたり 10,000円 を限度額とする。
※対象は「低濃度PCBに汚染されているおそれのある電気機器」の絶縁油分析費用です。高濃度PCBおよび安定器は対象外です。 |
| 助成内容【処理費(収集・運搬)】 | 低濃度PCB 汚染廃電気機器192,500 円/台・小型機器・その他(ドラム缶)75,000 円/缶・小型機器・その他(ペール缶)73,500 円/缶 |
| 助成内容【処理費(漏えい防止措置】 | 50,000 円/台・式 |
| 助成内容【処分費】 | 標準処分単価の2分の1(例:廃電気機器 1,000円/kg 等) |
| 主な制限 | 経費の上限設定あり(例:分析は1検体10,000円など) |
| 対象者 | 中小企業、個人事業主、個人等
※業種ごとに「資本金または出資の総額」「常時使用する従業員数」のいずれかの基準で判定されます(例:製造業は資本金3億円以下または従業員300人以下、小売業は資本金5,000万円以下または従業員50人以下など)。大企業やみなし大企業(大企業に株式の1/2以上を保有されている会社等)は対象外です。 |
詳細はこちらの公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団の公式サイトをご覧ください。
公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団 低濃度PCB 助成金コールセンター
(JAPAN INDUSTRIAL WASTE MANAGEMENT FOUNDATION)
TEL:0120-42-7442
受付時間 月~金 10 時~ 12 時/13 時~ 17 時(祝日年末年始を除く。)
ホームページはこちら>>
現在使用中の変圧器のPCB含有分析調査、または低濃度PCB汚染変圧器から高効率変圧器への交換にかかる費用が一部補助されます。
日本政策金融公庫では、PCB廃棄物の処分に必要な運転資金の融資を行っています。まとまった処理費用の立て替えが難しい場合の選択肢の一つです。
問合せ先:日本政策金融公庫
大阪府内の分析機関を、所在地や対応可能な測定項目で絞り込んで検索できます。
大阪府の許可を持つ産業廃棄物処理業者の会社情報・許可証を検索できます。
PCB廃棄物処理を依頼できる業者・運搬費用についての詳しい記事はこちら>
低濃度ポリ塩化ビフェニル助成金交付申請書の提出
申請書類・必要書類の受付
申請書類の審査・決定・通知書の交付
それぞれの書類提出
書類の受付・審査・助成金交付額の決定
低濃度ポリ塩化ビフェニル助成金交付額確定通知書の送付
助成金【申請者指定口座振込】の支払
低濃度ポリ塩化ビフェニル助成金交付額確定通知書の受領
【分析、収集・運搬及び処分】助成金の受領
状況に応じてこちらの記事もご覧ください。
PCBの種類、処理業者の技術、PCB機器が保管してある場所、PCB機器の使用状況など様々なことで費用に差ができます。
多くの業者がPCB処分の費用の明示をしておらず、インターネットや電話による見積もりの申し込みが必要になります。
その理由はPCB廃棄物の種類や量、使用・保管状態によってによって処理費用が変わるため、ほぼオーダーメイドになってしまうからです。
実際の例を挙げますと、100万・200万円で処理出来た方もいれば、1000万円かかった方もいます。
なので一概に「PCB処理費用は○○円です」と明言できません。あとで必ずといっていいほど「○○円でできると言ったじゃないか」と言われますし、少なくともそういう気持ちが生じてしまいます。
PCB機器はもちろん、PCBの漏れやにじみを拭き取ったウェスや保護具、治具、汚泥、塗膜くず等も含まれ、意図せずにPCBが混入した変圧器、コンデンサー等の微量PCB混入電気機器も低濃度PCB廃棄物に分類されるため、費用がかさむことが考えられます。
また、技術がある業者に依頼した場合、PCB廃棄物を適切に分別したり、分離したりすることが可能です。つまり、それは処理委託する重量を減らし、費用を圧縮することができるので費用を抑えることもできるということです。
また、PCB廃棄物を完全に処理するまでに、やらなくてはいけない手続きや書類作成などの作業は多く複雑です。たくさんの経験がある業者へ依頼することをおすすめします。
手続きなどの時間がない場合や、実際に自分のケースだといくらかかるか知りたいようでしたら、ぜひ、弊社にご相談ください。
政府が定めている処理期限ギリギリになってから動き始めるより、まずは一度お見積を取ってみて、その時のために備えてみてはいかがでしょうか?お見積は無料で引き受けておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。